他社の雪下ろし道具と「らくらく雪すべーる」を比較をしてみました。
撮影条件
・屋根の上の積雪約70cmほど。
・雪が夜の間に降った翌日に雪下ろしをする。
雪質の特徴
私たちの住んでいる地域の雪質は、日本の中でもかなり水分を多く含む雪が降る地域です。
晴れた日でも、室内の湿度が70%以上はある湿度のかなり高いところです。
雪は水分を多く含んでいるため、とても重たく固まりやすいという特徴があります。
比較してみた雪下ろし道具は3種類です。
比較してみた雪下ろし道具
- 一般的な雪下ろし道具
- 中国人が作った雪下ろし道具
- らくらく雪すべーる
雪下ろし道具「雪下ろし棒」
「屋根の上に積もった雪の奥側に道具の先端を持っていき、手前に引く!」という以前からよくある雪下ろし道具です。
有名な大手メーカーの雪下ろし道具を使って雪を下ろした動画です。
屋根によってはとても使いやすい道具だと思いますが、積雪量が多い地域や水分の多い雪で使うには、なかなかハードな作業です。
屋根に登らず1階の屋根全体の雪を下ろすには、結構な時間がかかります。
サラサラした雪、幅が狭い屋根、雪庇などには有効な道具だと思いました!
中国人が作った雪下ろし道具
中国人が海外の道具を真似て作った雪下ろしの道具も試してみました。
こちらは先端にタイヤが付いており「タイヤが回転して屋根を駆け上っていく仕組み!」という雪下ろし道具みたいです。
こちらの道具を使って雪を下ろした動画です。
使ってみた感想としては、日本の積雪量、雪質、屋根には合っていない道具というか、ただ形を真似て作っただけの道具という気がしました。
まず積雪量が多いとせっかくのタイヤも屋根にあたらない為、ただの邪魔なものです。
タイヤが雪を切る邪魔をして先端で雪を押し上げてしまい、簡単に、楽には雪が降ろせない道具でした。
動画を見ると押してるパイプが上下にしなっているのが見えると思いますが、これは全力で押した力がタイヤの部分に行くが、タイヤが邪魔で雪が先端で切れずにパイプが曲がっている状態です。(タイヤは7cmもある)
つまり上手に力が伝わらないため、ムダな体力とパワーが必要になる道具ということです。
若いパワー溢れる男性なら少しは使えるかもしれませんが、女性やお年寄りだと力が足りずに使うのはとても難しいかと思います。
実際に雪を下ろす人の事を考えて作っている製品ではないなというのが率直な感想です。
ココがポイント
シートを滑らせて雪を落とすには
雪下ろし道具の先端で雪を切る。切り取った雪がシートを滑り落ちるという仕組みが揃ってはじめて、シートを滑らせて雪を落とすという雪下ろしが実現します。
動画のように屋根にかなりの雪が残ってしまいますし、シートは一度破れたら変えたりはできないので、それっきりのものです。
それでも試してみたい!という方は挑戦してみても良いかもしれません。
らくらく雪すべーる
他の道具と同じように、同じ屋根で雪が積もった翌日に、らくらく雪すべーるで雪下ろしをした動画です。
動画のようにとてもスムーズに雪が下ろせます!
すごく簡単に、短時間で作業が完了しました。
先端で雪を切るように設計してあるため、新雪なら簡単に雪を切り、切った雪がシートを綺麗に滑って来ます。
シートは形状記憶のものなので、風があっても使いやすく、傾斜がほとんどないような平らな屋根の雪も下ろせます。
シートは取り替えができるようになっており、破れても替えれば何度でも使えます。
「らくらく雪すべーる」の動画はTwitterやインターネットのニュースで話題になるほど有名!
テレビ番組でも何度も放送されている、今とても注目されている道具です。
屋根の雪が、みるみる滑り落ちる――雪下ろしの負担を軽減する発明品「らくらく雪すべ~る」。先端を雪に突き刺すと、雪が割れてブロック状になり、滑り落ちていきます。岐阜の豪雪地帯に引っ越した夫婦が、雪下ろしの過酷さを知り開発しました。(映像提供:日テレNEWS24)https://t.co/IxlgGfaP7d pic.twitter.com/LwfVkX7anK
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) February 18, 2019
今までの長時間の重労働を忘れ、素敵な雪シーズンを過ごしましょう。
「らくらく雪すべーる」は、どんな雪下ろし道具より簡単に・安全に・短時間で・楽しく雪を落とす便利なアイテムです!